友にしてあげられる事!

私の、大切な大切な、お友達から電話があった。

乳がんの手術を受けたと・・・・

壮絶な抗がん剤との戦い。
これからも戦い続けなければならないと話す彼女。

電話口で一緒に泣いた。
髪の毛で、枕が、真っ黒になったと、言って、一緒に泣いた。

幸いにして、私には乳がんのお友達が、たくさんいる。
その方たちは、みんな乳がんと言う共通の事で知り合った、大切な友である。

そうではなく、乳がんとは、無関係な所で知り合った彼女。
それなのに、私の体のことを知ろうとしてくれていた彼女である。
勿論、私が辛く、泣いている時に、支えてくれた友達である。

どうして、そんな友までが、私と同じ道を歩まなければならないのか。

彼女は、他にも、たくさん、たくさん、辛い思いをしてきたと言うのに・・・
私には、味わった事が無い悲しみもしてきたと言うのに・・・
どうして、これ以上、試練を与えられなければならないの?

彼女は言った。
「私より、マーシャの方が辛かったよね。
私は、目が見えるから、気晴らしに何でも出来るけど・・・」

そう言って、声を詰まらせた。

そうではない。
彼女だって・・・・彼女だって・・・

電話口で、いつまでも、いつまでも、一緒に泣いた。

最後に、「話せてよかった」と・・・そういった彼女。

家族以外には、誰にも知られたく無いから。
そう言って、私にだけ告げてきた。

思い起こせば、私もそうだった。
鍵をかけ、布団をかぶって、毎日過ごしてきた。
今の彼女は、私と同じ道を歩いてる。

私は、何をしてあげる事ができるだろう。

私が、してもらって、嬉しかった事、有り難かった事だけをしてあげよう。
こんなところで、経験がいかされるとは思わなかった。

今夜も、眠れず、一人でいる彼女。
私も、なんだか眠れない。
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